光と空

日々の生活の中で感じた事、出来事などを綴っていきます

秋田のお米【あきたこまち】と、あれやこれやと。

ここ数日、外の景色は3月か?と思う。

こんにちは。

秋田県はここ数日雪も降らず穏やかな日々が続いております。

外に出てみると、3月のポカポカ陽気で雪解けがどんどん進んでいくあの景色にそっくりです。

冬将軍様も落ち着いておられるようだが、そろそろ活動したくなってきたか?

どうやら来週からまだやばい日が来そうだ、東京も雪が降りそうだと聞くのでどうかその際には気をつけてほしい。

そんな外の景色を見ていると、もう3ヶ月後の今ごろは種まきをしているんだなと考える。

立派なお米に育ってくれよ、そんな願いを込めてする種まき(今年もあきたこまちを作ります)。

田植えまでは毎朝稲に水をかけ、時には病気にならないよう殺菌剤を撒き、時にはもっと成長を促すようにと肥料も撒き、その時が来たらいよいよ田植え。

まだ先の話ではあるが色々と思うおっさんであった。

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あきたこまちの由来と特徴。

あきたこまち、誕生は昭和59年。

俺もある時からこのお米を食べて育ってきました。

名前の由来は、世界三大美女(楊貴妃・クレオパトラ・小野小町)と言われたうちの一人である「小野小町」の生誕地が秋田県湯沢市小野という地(けれど出生地が本当にこの地なのかははっきりとされていない)から来ています。

小野小町にちなんで、おいしいお米として末永く愛されるようにという意味も込めて付けられました。

こまちと言えば「秋田新幹線こまち」も関連しますかな、当時は秋田から東京まで3時間弱で着くという事でかなり話題にもなりました、この時秋田県人はかなり喜び夢と希望に満ち溢れたものでした。

あきたこまちの特徴は、もちもちで粘り気がある事です。

ごはんだけでもおかずがいらないくらいに甘くておいしいし、これに秋田弁で言えばぼだっこ(焼いた塩鮭)や、がっこ(たくあん)があればもっと素敵になります!

そして冷えてもおいしい、だからおにぎりでも最高においしく頂けます。

どこかにお出かけして外でおじぎりを食べる時とかでも、まず満足して頂けると思います。

秋田美人。

あきたこまちは「美人を育てる秋田米」なんてコンセプトも付けられています。

こちら出身の著名な方と言えば、桜田淳子さん、藤あや子さん、壇蜜さん、加藤夏希さん、佐々木希さん、乃木坂46の生駒里奈さんとかおられます。

秋田県は日照時間が短いので陽に当たる事が少ない、結果色が白い。もしくは秋田の女性は本当か嘘かわからないが先祖代々ロシア人の血が入っている、だから白いとか言われますが、俺はこの地にずっといるせいかあんまり秋田の女性に思う事は少なく・・・。よく県外から来た人は「秋田の女性は綺麗だなぁ羨ましい」なんて言ってくださるけど・・・。

ただちょっと話は飛ぶけど、秋田県に横手市という所があります。冬の時期ですと「横手のかまくら」が有名です。かまくらの中ってあったかいんですよね外よりも。雪の中はあったかいって本当です。そもそもかまくらを作る意味としては、中に水神様を祀ります。秋田は米所でもあるので、お米が無事に育ちますよう、干ばつがなく雨を降らせてくださいますよう、という祈りも込めて祀ります。

そのかまくらの中で幼稚園から小学校低学年くらいの半纏(秋田弁では、どんぶぐ)を着た男女が白い顏のほっぺたを赤くして「入ってたんせ~」と出迎えてくれて、中では「飲んでたんせ~」と甘酒をふるまってくれるのです。最後ご馳走になって出る時は「また来てたんせ~」と言ってくれて。もうこれが良くて数年前に横手市に行った時におっさん、かまくらを出たあと泣いちゃってさ(笑)あんまり愛おしく思えてね、また行きたいなぁ。

このほっぺを赤くしているのも秋田美人と言われる所かもしれません。

今年から減反政策の廃止。

プロフィールにも農業は転換期と書いています。それが今年から始まる減反政策の廃止の事です。

これまでお米農家は減反政策に協力してきました。

減反政策とは何かと簡単にいえば、お米を沢山作らないでくださいという意味です。田んぼにこれだけしか植えちゃいけないよ、田んぼを畑作として野菜とか作ってよ、お米は余っているからもう作っちゃ駄目だよという事。その変わりに補助金を出すからという政策でした。

それが今年からこの政策が廃止、つまり田んぼをフル活用していいよとなります。田んぼ全部にお米を作っていいよと。普通なら喜ぶでしょう、違うんだこれが・・・。

そうやってしまうとただでさえ毎年米の値段が上がったり下がったりで安定しないのに、フル活用されて沢山作られたんでは、ただでさえ経営が苦しいのに益々米の値段が下がる可能性があります。結果的にもうやっていけないと、離農する方も出てくるでしょう。そうでなくても農業は高齢化も著しいので。

戦後は食糧難を回避すべく国ではどんどんお米を作ってくれと指導した、それが時代が豊かになってくると飽食となり、海外からも食料を輸入するようになって、益々米離れに拍車がかかった。で、国では米は作るなときた、今度は好きなようにやれときた、一体どうしろと、勝手なもんだな。政策廃止だと補助金も当然でない、やっていけるのかと。

とまぁ考えだすとキリがないので諦めているけど。

幸いにも今年は県の方でも昨年と変わらず、出荷量を決めてくれたので米の値段が極端に下がる事はないだろうとの事。

まっ、なるようになるべし。

最後に

米作りが好きです。米離れの時代とはいえ、日本人ならやっぱりお米だよね。

自分の作ったお米をどこかの誰かが食べてくれている、そう思うと希望にもなります。

もっとおいしいお米を作ろうという気持ちにもなる、だから頑張ってこれたと思います。

自然相手は本当に難しいですが、逆にやりがいもあります。

おいしいと言ってくださる方の為にもおっさん頑張るで!

 

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